多摩川浅間神社(たまがわせんげんじんじゃ)
所在地:東京都大田区田園調布一丁目55番12号
御祭神:木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)
御由緒:から八百年前の創建と伝えられる。鎌倉時代の文治年間、源頼朝は、豊島郡滝野川松崎に出陣したとき、夫の身を案じた妻政子が後を追ってここまで来たが、わらじの傷が痛み出し、やむなく多摩川畔で傷の治療をすることになった。逗留のつれずれに亀甲山(かめのこやま)へ登ってみると、富士山がじつに鮮やかに見えた。富士吉田には、自分の守り本尊である「浅間神社」がある。政子は、その浅間神社に手を合わせ、夫の武運長久を祈り、身につけていた「正観世音像」をこの丘に建てた。村人たちはこの像を「富士浅間大菩薩」と呼び、永く尊崇した。これが「多摩川浅間神社」のおこり。(多摩川浅間神社Websiteから抜粋)
多摩川浅間神社は、私にとって、近くて遠い神社です。何十年も、毎日のように、東横線の車窓からこの神社を眺めていたが、これまで一度も参拝したことがありませんでした。
東横線の多摩川駅から徒歩2分。多摩川を見下ろす高台に社殿があります。境内は、比較的広く、鎮守の森という感じ。
拝殿は、大きく、とてもきれいです。拝殿の後ろに建っている本殿は、浅間造という建築様式でしょうか、二階建てになっています。
社務所で御朱印をもらいました。
駅から近い、駐車場が広い、多摩川を見下ろす高台にある、鎮守の森がある、壮麗な社殿があるなどの条件がそろっているせいか、私がお参りしている間、参拝者が途絶えることがありませんでした。