依頼者の自宅を訪問することがあります。相続・遺言や成年後見の仕事は、依頼者が高齢者である場合が多く、依頼者宅を訪問すると、喜ばれます。
高齢者の方に対し「何々の書類を持参して、事務所にお出でください。」といっても、中々難しいケースも少なくないので、こちらから出張する方が安心です。
ただ、私は、はじめてのところへ行こうとすると、迷子になることが時どきあります。グーグルマップで確認してから出掛けるのですが、どうも方向音痴のようです。
先日も、相続登記の手続きのために、多摩区生田の依頼者宅を訪問したとき、道に迷ってしまいました。小田急小田原線の生田駅から徒歩20分位のところで、バスが近くまで行っています。しかし、バス停で時刻表を見ると、次のバスまで20分位あり、タクシーも見当たらないので、歩いていくことにしました。グーグルマップどおり歩いたつもりだったのに、目的地に着きません。悪戦苦闘の末、汗だくになって、依頼者宅に着きました。
それで、「旅ナビ」を購入しました。目的地を設定すると、歩行中きちんと誘導してくれるという道具です。いまどきはスマートフォンにもそのような機能がついているでしょうが、多機能な専用機にしました。
はじめてのところへ行くときは、この「旅ナビ」をカバンに入れで出掛けます。おかげさまで、それ以来、迷子になることがなくなりました。