飯守神社(いいもりじんじゃ)
所在地:東京都町田市真光寺町189番
御祭神:興津彦命(おきつひこのみこと)、保食神(うけもちのかみ)
御由緒:慶安3年(1650年)3月領主飯田次郎右衛門重家、観泉寺脳山門龍等によって遷宮され、飯盛明神と称した。又鳥居下から古墳時代前期の祭祀用土器が出土し、当地が昔から神域であったことが窺われる。文化7年(1810年)遷座の後、新編武蔵風土記は、「本社に覆屋あり」と述べている。以前から当社は、武蔵の総社「六社宮」(現大国魂神社)と関わり深く、総社例大祭時の献饌之儀に御食を司って居たことから社名「いいもり」が起こったと伝えられる。明治4年飯守神社と改められ、大正2年境内末社が合祀され(境内東地区に跡地が残る)昭和29年宗教法人となる。(「飯守神社縁起」から抜粋)
先日、福祉施設に行く途中にある汁守神社(記事はこちらから)を参拝したが、昨日は、その汁守神社と関係がある(汁守神社が武蔵国の総社の大國魂神社に供える「汁物」を調える役目を担ったにに対し、「飯物」を調える役目を担った)という飯守神社にお参りすることができました。
仕事の上でこの神社の近くにある病院に行く機会があったので、その帰りに参拝したのです。
鳥居をくぐると、直ぐに左側に巨木がおびえています。この欅の木は、町田市の保存樹に指定されているそうです。
広い境内に、簡素な社殿が建っています。
この神社の裏山は、鬱蒼とした森で、それが迫ってくる感じがします。なんともよい気分になります。
汁守神社は神奈川県麻生区であり、飯守神社は東京都町田市であるので、とても離れているように感じていたが、グーグルマップで調べてみると、直線距離で1.3キロメートル位しか離れていません。