溝口神社(みぞのくちじんじゃ)
所在地:川崎市高津区溝口2丁目25番1号
御祭神:天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、倭健命(やまとたけるのみこと)
御由緒:神社の創立年代は定かではないが、神社保存の棟札によれば、宝永5年(1709年))武州橘樹郡稲毛領溝口村鎮守、赤城大明神の御造営を僧・修禅院日清が修行したと記されており、江戸時代まで神仏習合にて、溝口村の鎮守・赤城大明神と親しまれ、社名を赤城社と称していた。明治維新後、神仏分離の法により、溝口村・下宿・中宿・上宿・六軒町・六番組の各部落を統合、総鎮守として祀るべく新たに伊勢の神宮より御分霊を奉迎し、御祭神を改め溝口神社と改称、更に明治六年(1873年)幣帛共進指定村社に列せられた。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
この神社は、南武線武蔵溝ノ口駅から数分の街中に鎮座します。
一の鳥居と思われる鳥居をくぐり、参道を70メートル位進んで行くと、大きくかつきれいな社殿があります。参道には幟などがにぎやかにたっています。手水舎は大きく、きれいな水を湛えています。
拝殿の後ろに位置する本殿は、石造りの蔵のように見えます。明治期に建てられたもののようです。神職のお聞きしたところ、蔵のように見える建物は覆殿のようなものだとのことです。
社務所の前には、何種類ものお守りが展示してありました。また、おみくじも数種類ありました。なかなか華やかです。
神職にお願いして、御朱印をいただきました。
場所柄もあるのでしょうか、参拝者が多いようです。私が境内にいる間、参拝者が途絶えませんでした。
驚いたことには、一の鳥居の前の道路を歩いている中年の婦人が、70メートル先の社殿に向かって、頭を下げて、通り過ぎて行きました。