國學院大學渋谷キャンパスで、神社検定(神道文化検定)の試験を受けてきました。1級は、午後3時30分から5時までの90分です。
一昨年の3級のときも、昨年の2級のときも、このキャンパスだったので、迷わず行くことができました。陽射しが強く、暑くて、渋谷駅から15分位歩き、キャンパスに着いたときは、だいぶ汗をかいていました。
試験が開始して間もなく、教室の外は薄暗くなり、ピカ、ゴロゴロ、ザーです。このまま試験が続けられるのかと一瞬思ってしまいました。
今回は、公式テキストを斜め読みしただけで、しっかりと読み込むという受験準備ができなかったので、とにかく、合格最低点の70点を確保しようとしました。
1級は今回が初めて、どんな問題がでるのかと思っていましたが、相当細かい知識を試すような問題が出ていました。例えば、次のような問題。
土御門家および土御門神道についての記述として間違っているのものを選んでください。
1 江戸時代になって安倍氏が土御門宗家となった。
2 土御門家は全国の陰陽師の支配を行った。
3 吉田家や白川家とは融和し対立しなかった。
4 天赦神道とも称した。
このような問題が100問です。テキストを斜め読みしただけでは解けない問題が多かったようです。もちろん、きちんとテキストの内容を記憶していれば、解けるのですが。
どのテキストから出題されたかというと、次のとおりです。
『神社のいろは要語集』・・・50問
『日本の祭り』・・・・・・・24問
『遷宮のつぼ』・・・・・・・・4問
『皇室 59号~62号』 ・・22問
公式テキスト『神社のいろは要語集』がとても読みにくい本だった割には、1級の問題は、読みやすいものでした。
テキストをめくりながら自己採点した結果は、80点前後でした。