子之神社(ねのじんじゃ)
所在地:川崎市多摩区菅北浦5ー4ー1
御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)
御由緒:当社の起源は定かではないが、当社は、鎌倉時代には小沢郷7か村の総鎮守であったと伝えられ、江戸時代には管村の鎮守だった。「子之神社」の社名は、明治10年(1877年)頃からのもので、それ以前は根ノ上社・根之神社などと記載さていた。 (神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
この神社は、南武線「稲田堤駅」から徒歩10分ほどの小高い丘陵の中腹に鎮座します。急な石段を上ったところに、広い境内があります。大きく、立派な拝殿です。
川崎市のWebページは「子之神社本殿の造りは、「一間社流造」で、正面に千鳥破風、向拝に軒唐破風を付け、母屋の組物を三手先斗栱詰組としています。総欅、素木仕上げの建物で、木鼻や正面の桟唐戸及び脇障子をはじめ、四面の壁面、組物などの小壁、向拝柱や繋虹梁などが、龍や三国志その他の物語の一場面を描いた素木の彫物で飾られ、幕末期の特徴を良く示しています。」と紹介しています。
この本殿は、平成8年1月、川崎市重要歴史記念物に指定されています。
ただ、この本殿は、コンクリート造の覆屋に覆われているので、見ることができませんでした。