諏訪神社(すわじんじゃ)
所在地:横浜市港北区箕輪町3-8-9
御祭神:武御名方命(たけみなかたのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大己貴命(おおなむちのみこと)など
御由緒:当社は、文安元年に箕輪村の鎮守として祀られたと伝えられており、御神体は長さ六寸の木像で、三間に二間の拝殿が本殿に造り添えられ、前には木の鳥居が建ち、例祭日は7月24日であった、と『新編武蔵風土記稿』に記されている。また、安永5年の同村景谷山東観寺大聖院の記録には、その「支配宮」であったことが明記されている。大正3年10月8日、部落内に鎮座する御嶽社、稲荷社、天神社、神明社、厳島神社、道祖神を合併し、箕輪の総鎮守として崇拝され、現今の発展を見るに至っている。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
この神社は、日吉駅から綱島街道を綱島方向10分ほど歩き、右手の住宅地に入ったところに鎮座します。
境内は適度に広く、背後の丘陵が鬱蒼とした森になっており、とても落ち着いた佇まいの神社です。
鳥居を直ぐ右手にケヤキ、社殿の右手前にクスノキの大木があります。これらの樹木は、いずれも横浜市の「名木古木指定」を受けています。
なお、横浜市の名木古木保存事業は、古くから町の象徴として親しまれ、故事来歴などのある樹木を指定することで、潤いのある市民生活の確保と、都市の美観風致を維持するために昭和48年度からスタートした(詳しくはこちらから)とのことです。