鶴見神社(つるみじんじゃ)
所在地:横浜市鶴見区鶴見中央1ー14ー1
御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)、五十猛命(いたけるのみこと)
御由緒:鶴見神社は往古は杉山大明神と称し、境内地約5千坪を有する社であった。その創建は推古天皇の御代(7世紀初め)と伝えられる。続日本後記の承和5年(838年)2月の条に「武蔵国都筑郡杉山の社、霊験あるを以って官幣を之に預らしむ。」とある。大正9年に鶴見神社と改称された。昭和37年、境内から弥生式後期の土器や古墳時代の土師器、鎌倉時代に至る祭祀遺跡が発見されて、創建伝承以前から祭祀の場となっていたことが確認された。鎌倉時代から伝えられた神事芸能田遊びは、昭和62年に再興され、毎年杉山祭(田祭り)に奉納されている。のちに天王宮が合祀されて二社相殿となり、また天王宮の大神輿は、鶴見川に流れついたと言い伝えられる横浜最古の神輿で、毎年古式豊かに渡御され、天王祭として盛大に取り行なわれている。(鶴見神社のWebsiteの記事から抜粋)
鶴見神社は、JR鶴見駅から徒歩数分のところに鎮座します。
この神社には、鎮守の森のようなものはありません。街中にあるためでしょうか。
境内には、次の2つの横浜市教育委員会の掲示がありました。
⑴ 横浜市指定遺跡
鶴見神社境内貝塚(平成20年11月11日指定)
⑵ 横浜市地域有形民俗文化財
寺尾稲荷道道標(平成18年11月1日登録)
お札授与所でお願いして、御朱印をいただきました。
驚いたことがありました。境内を徘徊していると、「清明宮」という境内社が目に入りました。
見たことがない名称だったので、神職にお聞きすると、三島由紀夫と森田必勝をお祀りしているとのことです。平成22年11月25日、四十年祭の斎行にあたり、建立したようです。