潮田神社 (うしおだじんじゃ)
所在:横浜市鶴見区潮田町3ー131ー3
御祭神:国常立尊(くにのとこたちのみこと)、五十猛命(いたけるのみこと)など
御由緒:口碑によれば、景行天皇40年(110年)、日本武尊東夷征伐の航海の途中、旧西潮田村海岸近くの古杉老松の森に小祠を建て、国常立尊、豊雲野命、国狭槌命を奉斎し、征途の無事案内を祈願したと伝えられる。中世に至り、潮田村は小田原北条氏の領地に属し、永禄3年の頃、北条氏の臣である太田新六郎康資の知行の時、東潮田村の杉山社、西潮田村の御嶽社を領地神社として、社殿を改築し社頭を整備したといわれる。明治に入り、須賀社など4社を御嶽社に合祀、若宮八幡社など3社を杉山社に合祀された。大正初期、京浜工業地帯の一大発展に伴い、耕地整備・区画整理による街造りのため、大正9年東潮田村の杉山社と西潮田村の御嶽社を合併し、潮田地区の中心地点である現在地に鎮座、潮田神社と改称された。大正12年関東大震災により拝殿倒壊、昭和20年戦災により社殿焼失と被害を被る。昭和59年現社殿を造営した。
(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
潮田神社は、鶴見区役所から鶴見川を渡って数分歩いたところで、潮田公園の隣に、鎮座します。
境内地は、二等辺三角形の形をし、底辺に当たることろに鳥居があり、頂点に当たるところに社殿があります。
鳥居は白石造りで、50メートルほどある参道はコンクリートで舗装されています。参道は、樹は生えておらず、広々としています。正面にコンクリート造の大きな拝殿が建っています。鎮守の森にある神社とは、たいぶ様子が違います。
6月に行われる潮田神社例大祭は、とてもにぎやかなもののようです。
社務所で御朱印をいただきました。