八幡大神 (はちまんおおかみ)
所在地:横浜市港北区篠原町2735
御祭神:譽田別命(ほんだわけのみこと)
御由緒:建久3年(1192年)9月、武蔵国橘樹郡鈴木村の鎮守として、同村字会下谷に勧請奉斎し、観音寺住職を別当とし、鶴崎八幡と奉称した。寛永8年同村字表谷に奉還し、其の後寛文7年時の代官伊奈半十郎社殿を再建して若宮八幡と奉称する。武蔵風土記稿に「鶴崎八幡と称したいわれを知らず」とある。鈴木村は後に篠原村となり、若宮八幡を八幡大神と奉称する。現在の建物は天保6年再建したものである。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
この神社は、東横線の菊名駅からなだらかな坂を徒歩で10分ほど上ったところに鎮座します。
住宅地の中に、広い鬱蒼とした鎮守の森があります。
クスノキ、イチョウ、ケヤキ、アカガシなどの太い樹木が茂っています。横浜市の「古木名木指定」の標識が設置されたものもあります。
名木古木の森があまりに気持ちがよかったので、境内にあったベンチに座って、少しぼんやりしていました。
そこで、妙なことに気づきました。鳥居をくぐり、参道を歩いてくる人は、ひっきりなしにいるのに、参拝する人はいません。参道を歩いてくる人は、社殿の迂回して、反対側の口から出ているようです。通り抜けて、近道をしているのでしょう。