碑文谷八幡宮(ひもんやはちまんぐう)
所在地:東京都目黒区碑文谷3-7-3
御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)
御由緒:鎌倉時代の武将で源頼朝に仕えていた畠山重忠の守護神を、二俣川にて北条義時の軍に討たれた後、その臣榛沢六郎が交付し宮野佐近がこれを奉祀したといわれている。碑文谷の地名の起こりとなった碑文石が保存されている。創建は不詳。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
この神社は、東急東横線都立大学駅から徒歩十数分の住宅地の中に鎮座します。
立会川緑道から参道へと桜並木が続いています。参道は、200メートルくらいあります。
境内は、とても広く、ケヤキ、シイ、シラカシ、クスノキなどの太い樹木が茂っています。参道に「目黒区保存樹林(指定第1号)」という東京都目黒区長の標識が立っています。
広い境内の割りに、拝殿は小ぶりです。幣殿と本殿との境辺りに柵が設置されていて、本殿の近くやその後背地には立ち入ることはできません。
拝殿の右手に「碑文石」が保存されています。「碑文谷」という地名の由来になったという石です。柵の向こうにあるので、つぶさに見ることができなかったが、目黒区のウェブサイトの記載によると、「この石は高さ75センチメートル、幅45センチメートルくらいで、中央に「大日」、左右に「勢至」「観音」の梵字が刻まれている」とのことです。