御嶽神社(おんたけじんじゃ)
所在地:東京都大田区北嶺町37-20
御祭神:国常立命(くにとこたちのみこと)など
御由緒:天文4年(1535年)頃から御嶽神社として創祀されたと伝えられている。文政年間(1818年~30年)には、木曽御嶽山の修験者一山行者によって、この神社が木曽御嶽大神の示現の社であることが明らかにされた。一山は寝食を忘れ神徳の宣揚に勤めたために、村民をはじめ関東一円に崇敬者が激増し、天保2年(1831年)に現在の社殿を建立した。旧村社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
この神社は、東急池上線御嶽山駅から徒歩3分ほどのところに鎮座します。
買い物客で賑わっているスーパーマーケットの隣に位置しているが、鳥居をくぐると、鎮守の森です。境内には、クロマツ、イチョウ、クスノキなどの大きな樹木が茂っています。大田区の「保護樹林(指定日:昭和51年2月17日、樹林面積:3,053㎡、指定番号:第8号)」の標識が設けられていました。
本殿の背面側面には、藤原篤意の作と伝えられる、見事な彫刻が彫られています。大田区の指定文化財になっています(詳しくはこちらから)。
拝殿の右手に御神木(黒松)があります。案内板によると、「夫婦松」と称し、樹齢推定400年、縁結び子宝長寿祈願にご利益があるとのことです。
本殿の裏手に、木の柵をした、あまり高くない樹木の密生した場所がありました。「霊神の杜」と称し、平成21年5月に約1700本の苗木を宮脇方式で植樹したもののようです(詳しくはこちらから)。
社務所でお願いして、御朱印をいただきました。