赤城神社(あかぎじんじゃ)
所在地:東京都新宿区赤城元町1-10
御祭神:岩筒雄命(いわつつおのみこと)
御由緒:当神社は後伏見天皇、正安二年(1300年)の創祀で牛込早稲田村田島(今の早稲田鶴巻町)に鎮祭されたが、寛正元年(1460年)に太田道灌、神威を尊び牛込台に遷し奉り、その後、弘治元年(1555年)、太胡宮内少輔(牛込氏)の尊崇により現在の地に遷し奉ったものである。旧郷社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
この神社は、営団東西線神楽坂駅から徒歩1分ほどのところに鎮座します。はじめてお参りします。
遠くから鳥居をみたときは、商店街にある普通の神社だと思いました。ところが、鳥居をくぐると、少し様子が違います。
境内には全面的に石が敷き詰めてあります。
40メートルほどの参道に沿って、イチョウ、ケヤキ、クスノキなどの大きい樹木が生えています。ただ、なぜか、鎮守の森にある樹木ではなくて、街路樹のように見えます。
境内にある樹木のうち、数本には、「新宿区みどりの文化財(保護樹木)」の標識が設置してありました。
参道を進んで、階段を上ると、社殿が建っています。社殿の近くに大きな樹木がないせいか、妙に明るく感じます。
拝殿の前に立ったとき、驚きました。ガラス越しに拝殿の奥までよく見えるのです。正面も側面もガラスの壁です。
周囲を見渡すと、社殿が地面の上に建っていないことに気づきます。地上1階に参集殿が建っており、その屋上に広場(内庭)があり、拝殿や本殿が建っているという構造のようです。
今日は境内で「あかぎマルシェ」が催されていたせいか、人が溢れており、参拝者も多く、並んで参拝をするという状態でした。また、参集殿で行われるコンサートの案内がありました。
参拝者には、場所柄か、色々な方がいます。猫コスプレの若い女性、外国人の家族、大きな犬を連れた中年夫婦など。
拝殿の右手に、大きなマンションが建っており、その中に社務所があります。その社務所でお願いして、御朱印をいただきました。巫女さんが書いてくれたようでした。