世田谷八幡宮(せたがやはちまんぐう)
所在地:東京都世田谷区宮坂1-26-3
御祭神:應神天皇(おうじんてんのう)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)
御由緒:寛治5年(1091年)後三年の役の帰途、源義家公がこの宮の坂の地で豪雨に会い天気回復を待つため、滞在することとなり今度の戦勝は日頃氏神としている八幡大神の御加護に依るものと思い、豊前国の宇佐八幡宮の御分霊をこの地に勧請しお祭りした。旧郷社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
この神社は、東急世田谷線宮の坂駅から徒歩2分ほどのところに鎮座します。
朱塗りの大きな一の鳥居をくぐると、鬱蒼とした森です。参道の両側には、ケヤキ、クスノキ、アラカシ、クロマツ、イチョウなどの太い樹木が茂っています。
主な樹木には、神社が作成したと思われる標識(樹種や特長などを説明)が設置されていました。植物園のようで助かります。
広い境内地。さすがに旧郷社です。
世田谷区のウェブサイトによると、社殿は、昭和39年に改築されたとのことです。
拝殿は、鉄筋コンクリート造りの大きなものです。
本殿は、周囲に二重に設置された垣により近づくことができず、また周りに樹木が生えているでの、ほとんど見ることができませでした。どうも、本殿も鉄筋コンクリート造りのようです。
ただ、拝殿の後ろに建っている本殿と思った建物は、本殿ではなく、覆殿かも知れません。この建物の中に、文化10年建立の本殿が納められているとのことです(詳しくはこちらから)。
お札授与所でお願いして、御朱印をいただきました。