國學院大學神殿(こくがくいんだいがくしんでん)
所在地:東京都渋谷区東4-10-28
御祭神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)をはじめ天神地祇八百萬神(あまつかみくにつかみやおよろずのかみ)
御由緒:國學院大學の母体である皇典講究所の理事和田豊治氏が、大正12年(1932年)、神殿建築費として指定寄付し、本殿は、その浄財により、昭和4年(1929年)11月9日に起工、翌昭和5年(1930年)4月30日に神殿祭・鎮座祭、5月1日に御鎮座奉祝祭を斎行した。毎年5月1日に神殿鎮座記念祭を斎行している。また、伊勢の神宮の第61回遷宮に伴う神宮殿舎撤却古材を譲り受け、平成7年(1995年)4月に幣殿と拝殿が増築された。神殿前に流れる神奈備川のせせらぎが心を落ち着かせる。(國學院大學の施設案内から抜粋)
この神社は、國學院大學の渋谷キャンパスの門を入って直ぐのところに鎮座します。
この神社をお参りするのは、4度目です。平成24年6月に第1回の神社検定(記事はこちらから)を受検したとき、試験会場の國學院大學にはじめて入りましたが、大学の敷地内に、立派な神社、鎮守の森があるのに驚きました。さすがは皇典講究所を母体とした大学です。
小さな神社ですが、とても洗練された感じがします。
拝殿は、高床式ではなくて、土間式です。祭式を座礼ではなく、立礼で行うためでしょうか。
本殿は、典型的な流造りのようです。
毎年10月、この神社前で観月祭が催され、管弦、祭祀舞、神楽舞、舞楽などが行われるようです(詳しくはこちらから)。