馬絹神社 (まぎぬじんじゃ)
所在地:川崎市宮前区馬絹986
御祭神:伊邪那美命(いざなみのみこと)
御由緒:当神社は元女体神社と称した。御祭神は伊邪那美命である。御神像 (女像) に嘉永4年辛亥年9月吉日と記がある。幟に文政巳卯2年と記がある。馬絹神社の建立は元禄以前で詳細不明、古文書に女体権現の社地五反二畝歩と記録あり、明治43年3月、女体神社、八幡神社、三島神社、熊野神社、白山神社を併合し神明神社と改称し村社となる。昭和45年6月、社殿の老朽化に伴い本殿神楽殿の建設を決議し、昭和54年10月、神楽殿を建設する。昭和59年3年、3年計画を以て本殿工事に着手し、61年10月、2億5千万円を要し総檜本殿竣工の運びとなり、社名を馬絹神社とした。(神奈川神社庁「かながわの神社」から抜粋)
東急田園都市線宮前平駅から徒歩で25分ほどで一の鳥居の前に着きました。この辺りは住宅地で、旅ナビ(詳しくはこちらから)の誘導がなかったら、迷子になっていたろうと思いました。どうも宮崎台駅から歩いた方が近かったようです。
一の鳥居から緩やかな石段の参道。100メートルくらい。参道の両側に石燈籠が整然と並んでいます。
石灯籠はみごとだが、いま強い地震がきたら、どう対応したらよいかを考えてしまいました。
二の鳥居をくぐって、さらに石段を上ると、社殿前の広場にでます。
正面に、大きく、立派な拝殿が建っています。
拝殿の後ろに建っている本殿は、典型的な神明造です。
社殿の後背地は、比較的に広い森になっています。
広い境内地、立派な社殿、社殿背後の森など、とてもすばらし鎮守の森だと思いました。
神職が常駐していない神社とは思えないほど、綺麗に掃除されています。
氏子の皆さんの崇敬が篤い神社なのでしょう。
社殿の背後の森を見学していると、隣に馬絹古墳公園がありました。神奈川県指定史跡のなっている円墳です(詳細はこちらから)。