福徳神社(ふくとくじんじゃ)
所在地:東京都中央区日本橋室町2-4-14
御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
御由緒:清和天皇の貞観の頃(859~877年)の鎮座とされ、二代将軍徳川秀忠公により境内地三反三十三坪と定められ、当時社殿広荘にして境内地に樹木繁茂し森厳をきわめたが、境内地の上地を命ぜられ維新後は四十余坪の境内地となった。旧村社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
この神社の社殿が完成したことがニュースになっていたので、機会があったらお参りしたいものだと思っていました。
COREDO室町の向かい、まさにビル街の中に鎮座する神社です。
鎮守の森という具合ではありませんが、赤い鳥居や伝統的な様式の社殿は、存在感があります。隣地に作られるという広場空間『(仮称)福徳の森』が完成し、また植えられた樹木が大きくなると、鎮守の森のようになるのかなと想像しました。
社殿は、鉄筋コンクリート造りだと聞いていましたが、一見すると、木造の社殿に見えます。ためしに柱に触ってみたところ、確かに木造ではありませんでした。
拝殿の後ろに本殿が建っている配置の神社をよく見かけますが、この神社は、外からを見る限り、拝殿と思われる建物の後ろに、本殿らしい建物はありません。拝殿と思われる建物の中に、小さい本殿(玉殿のようなもの)が安置されているようです。
拝殿の左手にあるお札授与所でお願いして御朱印をいただきました。御朱印をお願いする参拝者が多く、15分ほどかかるというので、他の用事を済ませてから、再度うかがいました。