薭田神社(ひえだじんじゃ)
所在地:東京都大田区蒲田3-2-10
御祭神:誉田別命(ほんだわけのみこと)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、武内宿称命(たけのうちのすくねのみこと)、荒木田襲津彦命(あらきだそつひこのみこと)、春日大神(かすがのおおかみ)
御由緒:延喜式神明帳に、武蔵国荏原郡田神社と記載された、いわゆる延喜式内社である。和銅2年(709年)、僧行基がこの地に足を留め、天照大神、応神天皇、春日大神三柱の御神体を刻みて納め奉ると伝えられている。斎場としての歴史はさらにさかのぼり、第11代垂仁天皇の御宇神地神戸をお定めになって天神地祇を崇敬し給いし霊地とも伝えられ、この地に集落ができるとともに成立した蒲田創草の古社である。旧郷社。(東京都神社庁「都内の神社の紹介」から抜粋)
薭田神社は、JR蒲田駅から徒歩10分位の住宅地に鎮座します。
正面にある石鳥居は、大田区教育委員会の案内板によると、寛政12年(1800年)に氏子から寄進されたもので、大田区の文化財に指定されています。
拝殿や本殿は、鉄筋コンクリート造りのようです。
境内には、大田区の保護樹林(指定年月日:昭和60年1月10日、樹林面積:2,000㎡、指定番号47号、主な樹種:マツ・シイ)の標識が設置されていました。
樹木は、場所柄なのでしょうか、とてもよく手入れがされているようです。
私がお参りしている間、他の参拝者はありませんでした。
この神社は、旧郷社であるにもかかわらず、神職が常駐していません。蒲田八幡神社の兼務社になっているようです。
蒲田八幡神社の社務所でお願いして、薭田神社の御朱印をいただきました。